沖縄の染織作家を訪ねて 読谷山花織伝統工芸士 又吉 弘子さん

  • 2014.07.10 Thursday
  • 20:50
JUGEMテーマ:着物 きもの

続いて向ったのは読谷村にある読谷山花織会館(研修センター)。そこで理事長の又吉弘子さんと事務局長の西平朝吉さんにお話を伺いました。
沖縄の染織は産地ごとに協同組合があり、読谷山花織も協同組合で生産を管理したり、技術の継承をしています。
又吉さんは、ご自身が読谷山花織の伝統工芸士であり、現在は読谷花織事業協同組合の理事長をされています。


読谷山花織001

お伺いした時も見習いの織り子さんたちに指導をされていましたが、大切な伝統技術が外に流れて行かないように、村民でなければ研修することができない仕組みになっているとの事でした。
というのも、約600年の歴史を誇る読谷山花織は、明治時代に衰退し、一度「幻の花織」となってしまったそうです。ようやく復活したのは1960年代に入ってからで、現在は協同組合でしっかり守っているとの事でした。

ここで余談ですが、
又吉さんのジャンパーには「読谷一番」と書かれていました。
実は読谷村は全国で一番「人口の多い村」なのだそうです。定年退職をされた方をはじめ、読谷村に移住してくる方が多いのだとか。那覇市内からも近く、住みよい街なのでしょうね。しっかり村のPRをする又吉理事長、さすがです。(笑)

読谷山花織002

さて、読谷山花織に表わされる幾何学模様は、「子孫繁栄」や「長寿」「裕福」など、それぞれ意味がこめられているのだそうです。読谷山花織って縁起のいい織物なんですね。
また、これまで製作した作品見本を見せて頂いたのですが、一口に読谷山花織と言っても織る人によって全く雰囲気が違いました。使う色糸や幾何学模様の組み合わせに、作る方の感性も織りこまれるので完成品には織り手さんの個性が現れるのだと知りました。
作品見本の中にとても素敵な柄がありましたので、特別にお願いして織って頂くことにしてきました。織り上がるまで一年近く掛ることもあるのですが、出来あがってくるのが楽しみです。
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